IoTハッカソンのハンズオン技術セミナー

IoTハッカソンとして、ハンズオン技術セミナーを計7回、各所で開催し、合計200名以上が参加しました。LoRaWANの技術解説とマイコン(Arduino)を合わせたハンズオン・セミナーで大変好評でした。

2018年1月5日 東京大学・本郷キャンパスにてIoT技術セミナーを開催

 

  • 2017年11月15日 柏の葉KOIL キックオフ+技術セミナー
  • 2017年11月16日 東京大学・本郷キャンパス
  • 2017年11月22日 柏の葉KOIL 技術ハンズオン
  • 2017年11月25日 柏の葉KOIL
  • 2017年12月9日  IoT ALGYAN (IoTあるじゃん)
  • 2017年12月14日 千葉大学
  • 2017年12月16日 柏の葉KOIL
  • 2017年12月26日 筑波大学
  • 2018年1月5日  東京大学・本郷キャンパス

IoTハッカソン開催

2017年11月15日から2018年1月22日にかけて、過去最大規模のIoTハッカソンを開催しました。

IoTの無線規格であるLoRaWANは、グローバルでオープンな規格で、世界の国々で導入が進んでいますが、日本国内の利用は限定的でした。そこで、東大の本郷キャンパスからつくばの広いエリア一帯にLoRaWAN環境を構築し、過去最大規模のIoTハッカソンを企画し、開催をしました。

LoRaWANの設備をセンスウェイ社が提供し、共催・後援・協力各社の有志で「柏の葉IoTハッカソン実行委員会」を構成、主催とさせていただきました。

共催は、当ラボ「東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻IoTメディアラボラトリー」と柏市、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)、TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)、三井不動産株式会社などに参加していただきました。

後援として、東京大学柏キャンパスの東京大学フューチャーセンター推進機構、筑波大学グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム(EMP)、千葉大学、江戸川大学、流通経済大学などに御参加いただきました。
また、ウイングアーク1st株式会社、株式会社MAGLAB、明成通信株式会社、ドローンワークス株式会社、IoTビジネス共創ラボ、IoT ALGYAN(あるじゃん)、株式会社ウフル、株式会社スカイアーチネットワークス、日本マイクロソフト株式会社などに御協力をいただくことができました。

本ハッカソンでは、柏の葉キャンパスのまちづくりにおける課題(インフラ、自然環境、暮らし、など)をIoTによって解決することをテーマに、共催各社と協議の上、以下のような具体的なテーマを設定しました。

テーマ①:柏市の交通課題
テーマ②:柏市の企業誘致に係る課題
テーマ③:HEMSの新しいかたち
テーマ④:すぐそこの未来の住宅
テーマ⑤:「まちを歩く」を誘導する情報提供
テーマ⑥:自然と共生する都市空間-グリーンマネジメント
テーマ⑦:農業とIoT
テーマ⑧:柏の葉に対する自由な提案

 

台湾研究機関と意見交換

2017年10月 西先生が台湾を訪問し、USBの国際会議に参加されました。その際、台湾の学術・研究機関の方々と交流をされました。

西先生は、台湾の前科技庁長官(日本でいうと前科学技術庁長官)、現国立交通大学の副学長である林一平氏とIoTについて意見交換をされました。

場所は、中華電信(台湾のNTT)の役員室会議室、林一平氏は中華電信の役員も兼任されていて、この日は役員の会議を中座して、西先生との会談に参加されました。写真は交通大学の学生のIoT実習デモの模様です。

台湾の代表的な研究機関である財團法人資訊工業策進會(III :Institute for Information Industry)を訪問し、IoTについて意見交換を行いました。

IIIの智慧系統研究所で主任をされている歐麗琴さん(写真一番左)と副主任の李揚さん(写真右から2番目)は、IoTの研究者として、IoTの様々なアプリケーションについて調査と研究を行っており、西先生と活発な意見交換を行われました。