2017年11月15日から2018年1月22日にかけて、過去最大規模のIoTハッカソンを開催しました。
IoTの無線規格であるLoRaWANは、グローバルでオープンな規格で、世界の国々で導入が進んでいますが、日本国内の利用は限定的でした。そこで、東大の本郷キャンパスからつくばの広いエリア一帯にLoRaWAN環境を構築し、過去最大規模のIoTハッカソンを企画し、開催をしました。
LoRaWANの設備をセンスウェイ社が提供し、共催・後援・協力各社の有志で「柏の葉IoTハッカソン実行委員会」を構成、主催とさせていただきました。
共催は、当ラボ「東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻IoTメディアラボラトリー」と柏市、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)、TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)、三井不動産株式会社などに参加していただきました。
後援として、東京大学柏キャンパスの東京大学フューチャーセンター推進機構、筑波大学グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム(EMP)、千葉大学、江戸川大学、流通経済大学などに御参加いただきました。
また、ウイングアーク1st株式会社、株式会社MAGLAB、明成通信株式会社、ドローンワークス株式会社、IoTビジネス共創ラボ、IoT ALGYAN(あるじゃん)、株式会社ウフル、株式会社スカイアーチネットワークス、日本マイクロソフト株式会社などに御協力をいただくことができました。
本ハッカソンでは、柏の葉キャンパスのまちづくりにおける課題(インフラ、自然環境、暮らし、など)をIoTによって解決することをテーマに、共催各社と協議の上、以下のような具体的なテーマを設定しました。
テーマ①:柏市の交通課題
テーマ②:柏市の企業誘致に係る課題
テーマ③:HEMSの新しいかたち
テーマ④:すぐそこの未来の住宅
テーマ⑤:「まちを歩く」を誘導する情報提供
テーマ⑥:自然と共生する都市空間-グリーンマネジメント
テーマ⑦:農業とIoT
テーマ⑧:柏の葉に対する自由な提案