3190212 徳永 優也 (Sound Lock)

Sound Lock

機械工学科3年 03-190212 徳永優也

1.概要

僕は声を使ってインターホンで解錠してくれるIoT製品を作りました。

玄関までに2つのインターホンがあるマンションに住んでいる人や、小さい頃にマンションの鍵を渡してもらえなかった人などで、インターホンがめんどくさいと感じている人は多いと思います。

そこで、僕はマンションの鍵を使わなくても声だけでインターホンを開けてくれる装置を作りました。

以下のような流れで解錠してくれます。

 

(1)インターホンがなると、「ピンポーンピンポーン」という音が出るので、マイクがその音を拾うと、通話ボタンを一回押してインターホンを押した人の声が拾えるようになる

(2)インターホンを押した人が、あらかじめ決めておいたパスワードを言うと、解錠ボタンが押されてドアが開く。パスワードとは違う言葉を言うと、通話ボタンがもう一度押されて通話が切れる

(3)セキュリティ対策のために誰かがインターホンをならすとLINEで通知する

 

 

2.仕組み

仕組みを簡単にまとめると上の図のようになります。

RaspberryPiにつなげたマイクで音声を拾いそれをJuliusという音声処理のソフトを使って文字列にします。

Pythonを用いて、その文字列があらかじめ決めておいたパスワードとなる文字列と一致するか判断し、一致していた場合はサーボモータの角度を制御して解錠ボタンを押します。

一致しない場合は、僕のLINEに通知を送ります。

3.感想

途中いろいろなテーマを思いつき試行錯誤していたせいで、最終的なテーマを決めた段階で残り期間が1週間を切ってしまっていて焦った。

複雑なものを作ろうとしてハードウェアが壊れてしまったりプログラムのバグがとれなくなったら修正する時間はなさそうなので、シンプルな構造のIoT製品を作ることを意識した。

IoT製品を作ろうと試行錯誤するなかで、ハードウェアやソフトウェアについての様々な知識を学べたり、自分でものを作ることの難しさを実感することができた。

自由にIoT製品を考えて制作するというのは多くのことが学べる本当に貴重な経験だった。