3190186 木村 響 (転倒検出デバイス)

転倒検出デバイス

機械工学科3年 03-190186 木村響

  1. コンセプト

人の転倒を検出して、スマホを介して事前に登録した連絡先に通報するデバイス。足腰の弱い老人やスポーツバイクに乗って走る人などが、安心して外出できるようになることを目指した。

私はロードバイクに乗ることが趣味でよく一人で郊外の峠道を走るのだが、その際に『もしここで転倒したら誰か気づいてくれるのだろうか?』という不安があった。ロードバイクの転倒事故は多く、スピードも出るため頭を打てば意識不明にもなりうる。

そして峠道は人通りも少ないし、もし崖側に落ちてしまったら誰からも発見してもらえないかもしれない。そこで、この不安を解決できるデバイスを作成した。

また各デバイスの転倒情報をクラウドに集めることで、峠道の危険ポイントを記したハザードマップを作成しようと考えた。

 

  1. 要求機能

  2. 転倒の検出 → 加速度センサで転倒時の振動を検出
  3. Bluetoothデータの送信 → マイコンESP32から送信
  4. Bluetoothデータの受信 → 自作iphoneアプリで受信
  5. 事前に登録した連絡先に送信 → IFTTTを介してLINEに通知
  6. 転倒事故の情報をマップに記録、クラウドのまとめる

→未完

単純な仕組みのはずなんだけどなぁ、、、

  1. 反省

自分は今までアプリ制作はおろかまともにプログラミングをしたこともなかったので全工程で躓いた。ずっとエラーが出ているが原因がわからず、何もできないという時間が結構あった。

ネットでの情報の探し方、人への頼り方など自分に足りない部分を、この演習を通して多少は学べたと思う。

Iphoneアプリはやたらと複雑で難解だった。Swiftのアップデートの頻度の速さと特異性からか、ネットに情報が落ちていない、または古くて不正確であることが多かった。ただ今回の演習を通してある程度基礎は習得できたと思うので、引き続き別のアプリも作ってみたい。

テーマの決定にはなかなか手間取ってしまった。IoTらしさとか新規性とかを考えていたら少し煮詰まってしまった。普通に一番作りたいものを作ればよかったかなという気もする。せっかくなので春休み中に自分で何か作ろうと思い、少しずつ制作を始めている。こういう風に思えるようになっただけでもこの演習を受けた意義は十分にあるだろう。