ブレインコンピュータインターフェースの開発
自分は脳波によるブレインコンピュータインターフェースの開発に取り組みました.
ブレインコンピュータインターフェースとは脳信号と操作命令を結び付けたデバイスのことで,神経変性疾患患者などのコミュニケーション支援技術への応用,エンターテイメント分野での活用が期待されています.しかし,従来のブレインコンピュータインターフェースは操作の直感性が悪いことや,そもそも意図通りに操作指令を出すことが難しいという問題点があり,必ずしも使いやすいものではありませんでした.そこで本プロジェクトでは,「使いやすいブレインコンピュータインターフェースの開発」に取り組み,思考展開を行いました.
半年間のPBL期間では,実際に手を動かしながら実装して何度も試行錯誤を行い,IoTメディアラボラトリーのスタッフの方からフィードバックを受ける中で徐々に「真の要求機能」が明らかになっていきました.
最終的な設計解として,「操作命令に結び付けられた脳波を人間が意図的かつ直感的に発することを機械で支援し,ドローンに脳波で操作命令を送るシステム」を開発・実装しました.
以上
視線入力でのドローン操作1(飛行指示)
視線入力でのドローン操作2(飛行中)